ビジネスメールの書き方|6つの基本構成と件名・書き出し20例

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メールの入力欄を模式的に表示したノートパソコンと、ノートやペンを置いた机の生成イメージ

ビジネスメールは、何の用件か、相手に何をしてほしいか、いつまでかが伝わるように書きます。返信では、相手からの質問に答え漏れがないかも確かめましょう。

まずは下の構成と文例から、必要なものを選んで使ってください。○○を置き換えたあとに、名前・日付・条件・添付ファイルを見直します。

目次

6つの基本構成

構成書くこと
件名案件名と用件。返信が必要なら期限も添える
宛名会社名・部署・氏名と「様」。部署全体なら「御中」
挨拶「いつもお世話になっております」など。続けて自分の名前を名乗る
本文最初に用件を書き、条件や理由を続ける
結びお願いや回答期限、連絡先を必要に応じて添える
署名会社・部署・氏名と、必要な連絡先。勤務先の様式に合わせる

件名が「先日の件」だけだと、どの案件か見分けにくくなります。「○○資料の送付」「○月○日の打ち合わせ日程」のように具体的に書きましょう。宛名は「営業部長 ○○様」などとし、「御中」と「様」は重ねません。

そのまま形を使える:日程調整のメール

件名:【日程調整】○○打ち合わせのお願い

株式会社○○
営業部 △△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の山田です。
○○について、30分ほど打ち合わせのお時間をいただけますか。

候補日時
・○月○日 10:00〜10:30
・○月○日 14:00〜14:30
・○月○日 16:00〜16:30

実施方法はオンラインを予定しております。
○月○日までに、ご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。
いずれも難しい場合は、別の候補をいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

株式会社□□ 営業部 山田○○
電話:○○
メール:○○

所要時間、対面かオンラインか、返信の期限まで書くと、相手が予定を確認しやすくなります。候補日は実際に自分が対応できる日時を入れてください。

場面別:件名と書き出し20例

以下は本文全体ではなく、件名と最初の1文の例です。このあとに、必要な条件、資料名、回答期限などを続けます。

場面件名/書き出し
資料を頼む【ご依頼】○○資料送付のお願い
○○の資料をお送りいただけますか。
見積もりを頼む【見積依頼】○○について
下記の条件でお見積もりをお願いいたします。
日程を決める【日程調整】○○打ち合わせ
下記の候補日から、ご都合のよい日時をお知らせください。
内容を確認する【ご確認】○○仕様書の3点
○○について確認したい点が3点あります。
再送を頼む【再送のお願い】○○資料
添付ファイルが開けず、再送をお願いできますか。
打ち合わせのお礼本日の打ち合わせのお礼
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。
資料へのお礼○○資料ご送付のお礼
資料をお送りいただき、ありがとうございます。
対応へのお礼○○へのご対応のお礼
急なお願いにご対応いただき、ありがとうございました。
紹介へのお礼○○様ご紹介のお礼
○○様をご紹介いただき、ありがとうございました。
納期遅れのお詫び【お詫び】○○の納品日変更
○○の納品が遅れており、申し訳ございません。
内容の訂正【訂正】先ほどの○○について
先ほどお送りした○○の内容に誤りがあり、訂正いたします。
返信遅れのお詫びRe: ○○について
お返事が遅くなり、申し訳ございません。
記載漏れのお詫び【お詫び・追記】○○のご案内
先ほどの案内に記載漏れがあり、追記いたします。
進捗を報告する【進捗報告】○○(○月○日時点)
○○の進捗をご報告いたします。
完了を報告する【完了報告】○○の対応
○○の対応が完了しましたので、ご報告いたします。
議事録を送る【議事録】○月○日 ○○会議
本日の議事録をお送りいたします。
トラブルの第一報【第一報】○○の不具合
○月○日○時ごろ、○○に不具合が発生しました。
会議へ招く【ご案内】○○会議(○月○日)
下記のとおり会議を開催いたします。
担当変更を知らせる○○の担当者変更のご案内
○月○日から、○○の担当が△△に変わります。
提案を断るRe: ○○のご提案について
ご提案いただきありがとうございます。検討の結果、今回は見送ることとなりました。

お詫びは、起きたことと次の対応を伝える

謝罪だけを重ねず、何が起きたか、相手への影響、どう対応するかを分けて書きます。まだ分からない点は確認中と伝え、いつ次の連絡をするかを示しましょう。

例:「○○資料の金額に誤りがあり、申し訳ございません。正しくは○円です。修正版を添付いたします。先ほどの資料は破棄していただき、こちらをご確認くださいますようお願いいたします。」

ファイルを取り違えたなど、情報管理に関わる場合は、先に勤務先の担当者へ報告し、その指示に従って連絡します。

すぐに答えられないときの返信

確認に時間がかかるときは、受け取ったことと回答予定日を先に伝えます。たとえば「ご連絡ありがとうございます。担当部署に確認のうえ、○月○日までにご回答いたします」です。

約束した日までに分からない場合は、途中経過と次の予定を連絡します。急ぎかどうか、相手の指定期限、勤務先の対応ルールに合わせて優先順位を決めましょう。

丁寧さに迷ったら、短い言い方を選ぶ

伝えたいこと使える表現
分かった承知いたしました。
送ってほしいお送りいただけますか。
こちらから訪ねる○時に御社へ伺います。
自分が確認する確認いたします。
対応のお礼ご対応いただき、ありがとうございます。

「確認させていただきます」などと長くしなくても、「確認いたします」で伝えられます。詳しい使い分けは敬語の使い方と仕事で使う例文をご覧ください。

送信前に確認する4点

  • 宛先:To・CC・BCCの欄と、送る相手のアドレスが正しいか
  • 添付:ファイル名だけでなく、中身も開いて確かめたか
  • 本文:金額、日付、会社名、回答期限に間違いがないか
  • 対応:相手の質問に答え、次に必要なことを伝えているか

CCのアドレスは他の受信者にも見えます。相手同士にアドレスを知らせる必要がない一斉送信は、勤務先のルールに従ってBCCや配信システムを使いましょう。誤送信に気づいたら、すぐに上司や情報管理の担当者へ報告してください。

広告宣伝メールを配信する場合は、通常の個別連絡とは別に、同意の取得や配信停止の案内などの確認が必要です。自分で判断して配信先を増やさず、勤務先の配信ルールに従ってください。

よくある質問

何時間以内に返信すればよいですか?

まず相手が指定した期限と勤務先の対応ルールを確認します。すぐに答えられなければ、受領と回答予定日を先に伝えましょう。

返信の件名にある「Re:」は消しますか?

同じ用件の続きなら、元の件名を残すと経緯を追いやすくなります。用件が変わったときは、新しい内容が分かる件名に変えましょう。

CCとBCCはどう使い分けますか?

CCは宛先を互いに見せて情報共有するときに使います。宛先をほかの受信者に見せる必要がない場合は、勤務先のルールに従ってBCCなどを使ってください。

敬語に自信がありません。何を先に直せばよいですか?

相手の名前と、依頼・回答の内容を先に確認しましょう。「です・ます」をそろえ、表の短い例文を使うとまとめやすくなります。

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参考・出典

参照日:2026年9月5日。

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